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決断する勇気と貫く勇気。鉄の女、マーガレットサッチャーの教訓

マーガレット・サッチャーと言えば、『イギリスで最初の女性の首相』とか、『鉄の女』と言われていて、強い女性リーダーという印象を受けます。

私の人生の中で、「首相になりたい!」と思ったことはないのですが、なぜ「私、首相になる!」って決めて、決めた者になれたのでしょうか。

そこに、私がなりたい者になれるきっかけがあるんじゃないかと思って、興味が湧きました。

その先に『鉄の女』という異名の謎も、隠されているような気もしませんか?

マーガレット・サッチャーの年表

マーガレット・サッチャーの人生を、年表で追ってみましょう。

マーガレット・サッチャーの年表

1925年 イギリス リンカンシャー州に生まれる
1947年 オックスフォード大学卒業
1959年~ 初当選後、議員として活躍
1975年~1990年 第71代首相(3期11年)
2013年 死去

マーガレット・サッチャーの両親は、食品店を営んでいいました。

母親は家事・育児を完璧にこなしながらお店にも立っていて、縁の下の力持ち的な役割で家族を支えていたそうです。

その娘が、なぜ議員を目指したのでしょうか。

それは、マーガレットの父親の影響が、とても大きかったのです。

父からの教え

マーガレットの父親は、とてもまじめな人です。

贅沢はせず雑貨屋を経営し、日曜日には教会へ行き、地域の人との関りを大切にしていました。

真面目で、お願いしたことをキチンとこなすマーガレットに、父親は自分の信念を教え込むようになりました。

その後に影響を及ぼすことといえば、

父の名言!

・自分がやりたくて、世の中にも必要とさせる仕事につくこと。

・人と違うことを恐れて、大勢の人と同じことをしてはいけない。
 やるべきことは必ず自分自身で考えて決めなさい。

・おまえが大衆を導くことがあっても、
 絶対に大衆に従う人間にはならない

これはもう、『たくさんの人の上に立つ人』に向けての教育に感じますよね。

ちなみに私は、このようなことは大人になってからも言われたことがありませんし、自分で「このような人になろう!」って志したことはありません。

それに、誰かに言われたところで、頭の中にハテナマークが並ぶでしょう。

この中で、真ん中の『やるべきことは必ず自分自身で考えて決めなさい。』は、大人になって痛い目にあってから気が付いたことです。

特に、他人に言われたことをやったことで、相手のせいにしたり、相手を責めたり、怒って泣きわめいて、みじめなことをしなければならない流れになってしまいます。

どんな些細なことでも、自分が「やるべき」だと思ったことをする、人に流されない、そして、決めたことを自分で責任を取る!そんな教えなのかもしれません。

おっ。
なんか、『鉄』な感じが出てきましたね。

正しいと思ったら・・・

周りのたくさんの人が言っていることを「間違えている」と思ったら、どうしますか?

ほとんどの人は、「それなら、そっちでいいんじゃない。」って流れされていくのかもしれません。

だって、「間違えてるよ」って伝えるのも、証明するのも、大変な苦労をしますし、ドラマの後半のように人を説得できる自信はありません。

マーガレットが議員になったあるとき、ゴミ収集業者のストライキが長引いて、イギリスの街中にゴミが溢れている状態になり、人々の生活環境が劣悪になってしまいました。

まず、マーガレットがしたことは、あまり多くを語らないゴミ収集業者ではなく、ゴミ収集業者で働く人の奥様たちから話を聞きくこと。

同性だと話しやすいし、間接的に被害を受けてるんだけど口止めはされていない奥様達は、思ったように話してくれました。

奥様たちは、「会社から仕事を放棄するように、絶対仕事をしてはいけない、だけど、その間の賃金は無し。もし逆らったらクビ」と酷い状況でした。

当時、労働者を代表した労働党という党派があるのですが、これが”労働”とは名ばかりで、実際は、労働者を利用してストライキをさせ、従わないと職を失い、生活ができないように追い込むという、立場が弱い人を圧迫するものだったのです。

マーガレットは、ストライキに屈することなく、そして、働きたいという労働者を守るような仕組みを作り上げました。

周りからの反発や自分の保身、昇進を見据えて流されていく人の中で、マーガレットのように強い気持ちで間違えを正すことは、簡単なことではありません。

「自分がやらなきゃ誰がやる!」という使命感と、父親の言葉を胸に、自分で決めたことを行動して、大衆を導くことを実行する強さがサッチャーから伺えます。

当たり前ですが、イギリス中の人が、マーガレットを支持するようになりました。

何を目指すべきなのか

マーガレットの父親の言葉の中で、『世の中にも必要とされる仕事につくこと。』というものがありました。

私たちの学生の最後の方(高校や大学)では、社会の一員になるための勉強をして学生を卒業していきます。

”世の中に必要とされる仕事”と考えると、マーガレットのような立派な政治家や首相になって、人々の生活を変えるようなことに貢献するのが、一番いいように感じますよね。

選んだ職業には、”必要とされる仕事”かどうかは、あまり考えませんよね。

どちらかといえば、身近にあったり、影響を受けた人のようになりたいと思って職業を選んでいます。

例えば、本が好きで作家を目指したり、両親や親せきの仕事に憧れて同じ職業を選ぶ人もいれば、
病気がちで医師や看護師になって病気の人を救いたいって思ったり、親身に相談にのってくれた学校の先生に影響を受けて先生になりたいって目指す人もいるでしょう。

その中で大事なのは、身の回りでほおっておけないこと自分が動かなきゃいけないって思う問題に立ち向かい、尽力するべきなのです。

そこで、マーガレットのように決める勇気と行動する勇気を強く持って、突き詰めていくと首相にまでなった!ということなのです。

おわりに

マーガレットサッチャーを描いた映画『マーガレットサッチャー鉄の女の涙』の中で、「誰かがなんとかするだろうって、みんなが思ってる。」っというセリフがありました。

逆に「私がやらないと誰がやる!」って強く思ったことないかも・・・って、自分にがっかりしたのと同時に、マーガレットの意思の強さと、頭の良さと、行動力をより感じました。

決める勇気と行動する勇気を持って、自分ごととして身の回りの環境を整えていきましょう。

自分も、周りの人も、笑顔で生活できるように。